Yoshi Tezuka / Matsunozushi – Zermatt Project Overview Swiss Alpine Residency – Zermatt 2026 2026.04.22 | 活動レポート 東京の創業115年の老舗江戸前鮨店「松乃鮨」四代目鮨職人・手塚YOSHIは、世界中でラグジュアリーホテルやVIPプライベートダイニング、国際文化イベントにおいて、現地食材と日本の伝統技術を融合させた上質な日本のOMAKASEを世界各地でご提供可能です。異文化コミュニケーションを日本とアメリカの大学で習い、20代の時にスキーガイドとして世界中を旅し、日本で100年の歴史のある鮨屋を継いでいる鮨職人は他にいません。 2026年2月、手塚良則(Yoshi Tezuka)はスイス・ツェルマットにて約2週間のレジデンシーを実施しました。滞在先は、アルプスを代表するラグジュアリーリゾートとして知られるCERVO Mountain Resortです。本プロジェクトでは、ヨーロッパ市場における江戸前鮨の可能性を探るべく、以下の取り組みを行いました。 欧州サプライヤー5社の訪問および品質調査 • 食材流通・衛生基準に関する調査 5日間限定の江戸前鮨スペシャルイベントの開催 イベントには、世界各国から訪れる富裕層ゲストやスキーリゾートのVIP、ツェルマットに別荘を持つ超富裕層などが来場し、約50名に特別な江戸前鮨コースを提供しました。さらに、アプレ・スキーの時間帯には「3貫のスペシャル鮨プレート」も展開し、多くのゲストに日本の鮨文化を体験いただきました。今回の調査の結果、ヨーロッパ各地でも日本クオリティーのお鮨の店舗経営及びコンサルティングが可能になりました。 欧州食材を江戸前鮨へ / Transforming Local Fish into Edomae OMAKASE STYLE Sushi ヨーロッパでは、日本産の魚介類が常に安定供給されるわけではありません。今回のイベントでは、HACCP認証の日本産食材に加え、イギリス・スペイン産の魚介類や地中海産の養殖本マグロを組み合わせることで、現地調達と日本品質の両立を実現しました。酢締め、昆布締め、煮る、蒸す、熟成などの江戸前技術を施すことで、現地食材を上質な江戸前鮨へと昇華させました。江戸前鮨の本質は、「魚の本質を理解し、素材の旨味を最大限に引き出す技術」にあり、100年の老舗の引き継いだ技術で実現させます ヨーロッパアルプスで完成させた理想のシャリ / Perfect Sushi Rice Anywhere in the World 鮨の完成度を左右する最重要要素のひとつがお米。鮨屋業界では「シャリ」と言います。標高約1,800mのツェルマットは、日本とは水質も気候も大きく異なります。この環境の違いに合わせるため、日本から特別な炊飯器を持ち込み、浸水時間・炊飯方法・蒸らし時間・酢の配合・酢飯のレシピを現地の水質に合わせて細かく調整しました。 試行を重ね、高度があり、日本と水質の違うアルプスの環境下でも理想的なシャリを完成させました。その土地の条件に応じて鮨を完成させる力こそ、江戸前職人としての経験に支えられた技術です。 希少な日本食材 / Rare Japanese Ingredients 今回のイベントでは、日本から特別な食材も持ち込みました。なかでも高い評価を得たのが、松乃鮨が厳選する有明産の最高級海苔です。海外では流通しておらず、香り・食感・旨味のいずれにも優れ、この海苔を使用した手巻き鮨は、多くのゲストがおかわりを希望するほどの人気を集めました。 100年の歴史と25年の経験が生む品質 / 25 Years of Sushi Mastery 手塚YOSHIは25年以上にわたり、毎朝市場に足を運び、魚と向き合ってきました。さらに、日本各地の漁港を訪ね、漁船に乗り、自ら経験と、漁師さんからの直接の話を通じて魚への理解を深め、その知識と技術を磨き続けています。「松乃鮨」が屋台から続く伝統的な技を引き継ぐ鮨屋であり、その四代目であるYOSHIの海外経験の積み重ねがあるからこそ、世界各地の環境においても、質の高い江戸前鮨を提供することが可能です。 文化体験としての鮨 / Sushi as Cultural Experience 手塚YOSHIの鮨は、単なる料理提供にとどまりません。魚の背景や日本の市場文化、江戸前技術、日本の季節感を英語で伝えながらコースを進めることで、食事そのものを文化体験へと昇華させています。このスタイルは世界的にも稀有であり、多くのゲストにとって記憶に残る特別な時間となります。 Upcoming Project in Zermatt 今回のプロジェクトをきっかけに、ツェルマットでは新たなレストラン計画が進行しています。8席限定の江戸前鮨カウンター「Matsunozushi79」は、2026年12月のオープンを予定しています。すでにスイスの著名なレストランガイド『GaultMillau』にも紹介されており、ヨーロッパの食文化界から注目を集めています。 Exclusive Sushi Events for Luxury Hotels / ラグジュアリーホテル向け鮨イベント 手塚は、世界各地のラグジュアリーホテルや特別イベント向けに、上質な江戸前鮨体験を提供しています。対応可能な形式は、Luxury Hotel Residencies、VIP Private Dining、International Cultural Events、Luxury Cruise Experiences など多岐にわたります。 また、1〜2日間の特別イベントでは、東京の魚市場:豊洲直送の魚や日本の最高級食材を持ち込み、特別な江戸前鮨コースを提供することも可能です。 こうした企画は、各国のラグジュアリーホテルにとって希少性の高い日本文化イベントとなります。 日本の伝統技術、海外で培った経験、そして文化を伝えるストーリーを通じて、手塚YOSHIは江戸前鮨を日本文化として世界へ発信しています。 このページをシェア 関連記事 2026年4月22日 国際クルーズ船 × 江戸前鮨 地域食材を世界へ発信する “Sushi Cultural Experience” 2026年4月22日 野沢温泉「ハウスサンアントン」で松乃鮨が“一夜限りの特別寿司イベント”を開催 2026年2月4日 大阪・関西万博「BLUE OCEAN DOME」講演|鮨文化と海洋資源の未来をテーマにした登壇 2026年2月1日 日本・サウジアラビア国交70周年記念晩餐会|現地海洋資源を用いた鮨提供 2025年11月21日 オーストリア・スキーワールドカップ|五つ星ホテル主催レセプションでの鮨提供